現在、予定は有りませんが、体験をご希望の方、説明をお聞きになりたい方は、電話やメールなどで支部へご連絡頂ければ、週二回有る練磨会にお越しいただき、ご対応させて頂きます。
その場合でも、予め準備をしたいと思いますので、どうぞ事前のご連絡を宜しくお願い致します。
スポーツウエルネス吹矢は、基本動作である8項目の所作を繰り返し行うことによって、体内の多くの機関を鍛え、あるいは刺激、活性化し、よって健康を維持増進しようとするもので、子供から高齢者、身体障害者も含めその体力に合わせた形態や強度で競技する事ができるスポーツです。
基本となるのは呼吸法です。スポーツウエルネス吹矢式呼吸法と言いますが、そもそも健康のための呼吸法を続ける為に、スポーツの要素を組み入れ、基本動作と言う型を設定し、基本動作を守って続けていれば、結果として、楽しみながら健康を維持することが出来ると考えられたものです。
矢を射出するためには、胸筋や腹筋を使って瞬間的に強く吹きます。その射出の行為を中心に、その前後の所作と大きな呼吸によって、多くの酸素を取り込み、あらゆる臓器を刺激し、血液やリンパ液など体液の流れを改善します。腹式呼吸によって腹筋を使うと共に、大きな動作を行う事によって腸管を動かし、管内の流れをスムーズにします。更には、多くの神経系への刺激や、的に意識を集中することによって、生命機構の中枢ともいえる延髄を活性化するので、体の多くの変調が改善されます。競技を楽しみ、また仲間たちと談笑する事によって、心を和やかにし、免疫機能が改善され、体調を安定化させる効果もあります。
スポーツウエルネス吹矢は的当て競技でもあります。高い得点を獲得するために、日夜熱くなって練習を重ねる方や、練磨会に来て皆と楽しめればと言う方と色々ですが、一つ言えることは、練磨会では皆さん笑顔で競技し、談笑されております。つまり、楽しいんです。日本スポーツ吹矢協会のキャッチフレーズの一つに、「楽しくなければ吹矢じゃない!」と言うものがありますが、それは、毎週2回(月曜昼、金曜夜)行われている練磨会をご見学いただければ、ご理解いただけるものと確信いたしております。
日本スポーツウエルネス吹矢協会は令和元年度、会員6万4千人を達成し、更に大きく成長を続けております。
マロニエ宇都宮支部は、栃木県初の支部として県都宇都宮市に発足し、以来令和元年の今日まで19年の歴史を積み上げて参りました。会員一人一人が、それぞれの考えや目標を持ち、それぞれの楽しみ方で参加しており、それらは尊重され自由な雰囲気で練習しております。ただ一つ、基本動作だけは守らなければなりません。基本動作は資格を持った公認指導員がご指導いたします。基本動作に沿って吹くことは、健康を維持するための効果を最大限に取り入れようとするためのものであり、例えば武術の型や最近注目されているルーティンに似ていますが難しいものではありません。
マロニエ宇都宮支部では、支部独自の競技会として4月の会主杯大会、8月の夏期特別錬磨会、6月と11月の支部大会を行い会員相互の研鑽によって技能向上を図ると共に、親睦を深め、会の和やかなムードを作り上げる努力を続けております。支部の大会では毎回沢山の賞品が用意され、入賞者はもちろん、トビ賞やブービー賞、その他ベストなんとか賞など、出来るだけ多くの人が賞品を受け取れる様な工夫も行っています。内輪の大会の良いところですね。
支部外の行事や競技会は沢山有りますが、他支部との交流会、県大会、北関東大会などに参加すると共に、全日本選手権大会、青柳杯大会、スポーツウエルネス吹矢祭などに数名のエントリーをしております。地域に於ける活動としては、求めに応じて各種施設や公民館などに出張して、体験教室を開催するなどの活動や地域スポーツクラブなどでのご指導も行っております。
会員は、遠い方は日光市やさくら市、鹿沼市などから通っている方もおりますし、夫婦で登録されている方も何組もおられ、女性も多いです。
正にスポーツ吹矢は、誰でも、家族ぐるみで、一人一人の力量に応じて、一生続けることの出来る「スポーツ」なんです。
マロニエ宇都宮支部は、日本スポーツウエルネス吹矢協会の一支部として、スポーツウエルネス吹矢を通して健康になりたい、楽しみたいと言う方々を応援します。
全国大会の様子(墨田区体育館)